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2 独立の経緯 その1

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今回から数回は独立に至るまでの経緯を振り返っていきたいと思います。

いざ振り返ろうとするといつ頃から振り返ればいいのか悩むのですが

一番はじめに 独立 を意識したのはまだ学生の頃だったのではないでしょうか。

思い当たるきっかけは21歳(大学3回生)のときに海外ボランティアでカンボジアにいき経験したことが大きく起因しています。

たった1週間ほどの活動だったのですが初めての海外ということもあり、当時の私にはとてもとても衝撃的な体験でした。

このカンボジアでのボランティアから帰国してから色んな国に行ってみたいという思いが沸き上がり、その数か月後には車を買うために貯めていたバイト代をすべてつぎ込みバックパッカーとして色んな国を旅することにしました。

今思えばこの頃はとにかく色んな経験をしたかったのでしょう。

 

カンボジアでのボランティア、バックパッカー一人旅を経て得たのは

漠然とした 踏み出せば何かが変わる ということです。

一人旅の途中、インドのコルカタにあるマザーハウスというマザーテレサが作った施設でボランティア活動をしながら強く思ったことがあります。

それはボランティア組織は経済的な部分や持続可能性を他所(例えば支援者やスポンサー会社など)に依存しているところが多く本当に必要な活動ができていないのではないか?ということ。

経済的な不自由さは選択肢を狭め、持続性も危うくなる為、何かをやり続けるには経済的な独立が必須であるのではないか。

すなわち ビジネスの力 が必要だと感じました。

そして 踏み出せば何かが変わる については言葉の通りで、英語をまったく話せないしリスニングも壊滅的な私が一人旅をやり切ったことで、とにかく踏み出しさえすれば物事は進みだすんだ。ということをこの旅を通して感じました。

この時にぼんやりと将来は何か自分で会社を興し、ビジネスを通して持続可能な支援をしたいと思ったことが独立に至った根源の部分にあるのだと思います。

 

ここから具体的にどのような経験を経て今に至るのかは次回に。